冬の鍼灸で巡りを整え、心身のバランスを保つ
冬は寒さと乾燥が厳しくなる季節で、東洋医学では体内の「気」や「血」の巡りが滞りやすい時期とされています。十二経脈に沿った冷えや乾燥による不調が増えやすく、たとえば腎経が冷えで弱ると、手足や腰の冷えやむくみが生じやすくなります。また、乾燥によって肺経の巡りが滞ると、肌の乾燥や咳、風邪などの症状が出やすくなるのも特徴です。
こうした冬の症状に対して、鍼灸施術は十二経脈に沿って気血の巡りを整え、体の奥から温めたり潤したりする働きがあります。たとえば、腎経や足の経脈を刺激すると冷えが和らぎ、体全体の血行が促進されます。また、肺経の働きを活性化させることで、呼吸が楽になり、喉や肌の乾燥を防ぐ効果も期待できます。
冬の寒さで硬くなりがちな筋肉や関節には、十二経脈を意識した施術で肩こりや腰痛を和らげ、体がほぐれるのもメリットです。鍼灸は、冬特有の不調を予防・改善し、季節に負けない健やかな体づくりをサポートしてくれる存在です。寒さが深まるこの季節、鍼灸で体調を整えて快適に過ごしてみてはいかがでしょうか?
もりおか鍼灸接骨院
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野元町3丁目-19
TEL:06-6654-6063
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